ふふみさんの映画レビュー・感想・評価

ふふみ

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ザ・ウォッチャーズ(2024年製作の映画)

2.9

序盤のワクワク感がピークだった印象。
終盤に急にファンタジー色濃くなったね。

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

3.0

人物の描き方とか動きは苦手なんだけど、街の風景などの背景にリアリティがあってずっと見ちゃう。ツッコミどころまあまああるし後半になるとオチは読めてくるけどストーリー自体も悪くなかった。
しかし劇中に出て
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市子(2023年製作の映画)

2.0

これといった驚きも説得力もなく、有りがちな展開の域を出ない。
斬新さもリアリティもないから多分すぐ忘れるし、視点となる人物の視野が狭いと感じた。
杉咲花は今までなんとも思わなかったけど、後に「52ヘル
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あのコはだぁれ?(2024年製作の映画)

3.2

前作よりは断然こっちだった!
ループの気持ち悪さってやっぱりはずれない。呪怨好きにはたまらないエッセンスもあった。
母親役の人が「女優霊」で転落死した子に似てて良い味出してるんだよなぁ。

インブレッド(2011年製作の映画)

3.1

よくある設定だけど、キャッチーなシーンが結構あって好印象。
「はーい、大丈夫、今楽にしてあげるからねー」からの首ちょんぱは吹いた。
いいこと思いついちゃったぁって感じで脚本書いてそうだな。

レフト ー恐怖物件ー(2020年製作の映画)

3.5

あれ?評価イマイチなのね。私は結構好きだった。
理屈に合わない空間が存在してたり、ここにいるはずの自分の姿が向こうに見えるとかはスティーブン・キングを彷彿とさせる演出で好みだった。
ケビン・ベーコンじ
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ジョンベネ -誰が少女を殺したのか-(2016年製作の映画)

2.2

真相は分かってないから、そこの消化不良は仕方ないんだけど、これといって新しい要素が無いのなら現在の彼らがどんな感じなのかとかをしっかり描いてみたら良いと思った。
どの点でもテレビの特番に劣ってたかな。

毒娘(2024年製作の映画)

2.3

なんかずっとサムい。普段普通に見てたはずの俳優も大根に見える。

ウィッカーマン(1973年製作の映画)

3.7

好きで久しぶりに観たかったのにサブスクにない。
U-NEXTから消えてるなら更新して欲しい。
モデルとなった奇祭がクレイジージャーニーに登場したときはあがった!

アレックス STRAIGHT CUT(2020年製作の映画)

3.2

時系列なので分かりやすいが、その分ちょっと平凡な印象になってしまう。
初見の感想はオリジナルの方に投稿済み。
問題の暴行シーンは確かに残虐だけど、前評判で想像していたよりは耐えられた。
最恐だったらど
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アレックス(2002年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

気が動転した素人が行き当たりばったりで突き進んだらそうなるよな、っていう展開がリアルだった。復讐なんてそう簡単に果たせるものじゃない。

見終わったあと、アレックスを悪夢のような悲劇に導いてしまったの
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関心領域(2023年製作の映画)

3.9

こんなに穏やかなホロコースト映画みたことない。
これが同じ時代の同じ場所の同じ人間の姿なのか。
その不条理さが残酷。
私が壁の内側に居る人間だったとしたら、遠くの平和な国で他人事として暮らしている人た
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Cloud クラウド(2024年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

佐野くんが登場したときから味方はこの子だけかもしれない予感がしたけど、どんだけ救世主なのよw
最初から打算的で自己中な彼女のどこが良かったのか最後まで謎だった。
窪田正孝は悪役の方がハマってると思う。
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視線(2022年製作の映画)

3.4

大きな展開がない時間が長いけど緊張感は割りと保たれたままでなかなか良かった。
男は女よりも危険を察知する能力が低いから仕方ない展開ではあるけど、あいつを見て危機感覚えない男は嗅覚弱すぎる。

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.5

人を好きになると格好悪くなることも滑稽になることあるけど、可愛くていじらしくて見ていられる。でも人に気に入られようとしたり執着している姿は情けなくて哀しくて見ていられない。
だからクラブでの守の姿は特
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呪怨(1999年製作の映画)

3.7

Netflixで最新ドラマを観たから、U-NEXTで久しぶりの鑑賞。
懐かしい。昔買ったVHSはまだどこかにあるはず。
貞子と同じく、劇場版の2作目あたりから伽耶子も味しなくなったけど、やっぱりこの頃
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変な家(2024年製作の映画)

2.9

斬新な感じのやつかと思ってたら急に金田一少年の事件簿みたいになった。

鑑賞するまでにあの間取りの画像で色んな想像を楽しんでしまったから尚更そっちかぁ..ってなった。
やっぱり不気味なものって大きな目
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.5

ジョーダン・ピール作品は私の中でハズレ無し。(監督脚本兼任作品に限る)
本筋も好きなテーマだけど、チンパンジーのゴーディのサイドストーリーに強く惹きつけられて、過去に起こったチンパンジーが絡んだ事故や
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52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

2.0

同情を誘うような事柄を詰め込み過ぎてて結局特別なにを感じれば良かったのか分からない。
この中のどれかひとつでももっと深く丁寧に生々しく描いてくれた方が良かったのでは...?

どうして物語の中の不幸な
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

4.2

これは映画というより現実。
映画だから、視点を置いてる人物は特別なんじゃないか、妊婦は助かるんじゃないか、病気の妻を抱えた貧しい人は健闘するんじゃないか、そんな定説はあっさりと打ち砕かれる。
だけどそ
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ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

東野圭吾はあまり読まないから予備知識ゼロだったけど、次々死んでいって実は誰も死んでませんでしたーみたいなオチとかかなぁ、とか序盤で言っちゃったもんだから自分も家族も何の驚きもなかったことに反省。
でも
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ロード・インフェルノ(2019年製作の映画)

2.7

アオラレの下位互換。
でも相手が頑張れば勝てそうなジジイなだけにこっちの方が腹立つ。
あの凶器でやられるくらいならラッセル・クロウに瞬殺される方がマシかも。

イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

-

ファイナルなんて言わずにリターンお願いします!!早く観たい!

ゴーストランドの惨劇(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

やっぱりなー、おっかしいと思ったんだよー!
海底47mの窒素酔いシーン思い出した。
でも何年も経ってたなんてことじゃなくてよかった。
救急車でのラストまだ油断できないと思ってビクビクしてたけど、そこま
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悪魔は見ていた(2019年製作の映画)

1.3

あんな面白い映画のリメイクがどうしてこんなにつまらない仕上がりになったんだ...。
せめてタイトルだけでも原作のセンスに肖ってそのままにすれば良いのに関係ないヒット作のタイトルを模倣して..。
本家で
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ラン・ラビット・ラン(2023年製作の映画)

1.5

主人公がずーっと病んでて攻撃的。
娘への対処も幼稚で自分本位で、そんな時間がダラダラ長くて、段々どうでもよくなってくる。
どうでもいいにしても、おい!最後、おい!

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.2

好きな設定。もう少しだけストーリーとキャラクターにパンチあったらどハマりしてた。

呪詛(2022年製作の映画)

3.0

なかなかの悍ましさ!ストーリーは秘境の祟りっていう有りがちなやつだけど、描写は異彩放ってた。
でも一番ツボなのは行っても行っても同じ道を繰り返す地味なループ演出だったりする。
同じ場所から抜け出せない
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だれかの木琴(2016年製作の映画)

3.0

ストーカーって美人な方が不気味だよね。
観ているこちらまで居心地悪くなるシーンがなかなか面白い。
どの役柄にも感情移入を求めず、最後まで野次馬的目線で好奇心を持たせてくれるところが良い。

よこがお(2019年製作の映画)

3.5

筒井真理子は不幸な役が本当に似合う。
その存在感と、時系列が前後する演出にずっと引き込まれた。
前情報なしで観て、最初から説明が少ない映画大好きだけど、冒頭の数分は「だれかの木琴」にそっくりで「え?え
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母性(2022年製作の映画)

2.6

これは原作を読んでなくて、湊かなえが、これが書けたら死んでもいい的なこと言ってたからハードル上げ過ぎてしまった。
母親が死んじゃうまでは引き込まれたけど、展開にメリハリが見られなくてちょっと拍子抜けし
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最後まで行く(2014年製作の映画)

3.1

リメイク鑑賞に備えて再鑑賞。
韓国の警察だから罷り通る展開が日本版ではどう工夫されるか気になる。
子供から兵隊のオモチャ取り上げないで売店でラジコンカー買えば良かったね、なところが地味に好き。

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.5

阿部サダヲがサイコキラーってだけでものすごくキャッチーで、トレーラーの引きが強かった。
主人公の母親とのサイドストーリーは最初はワクワクしたし、主人公が影響される様も面白かったけど、蓋開けてみるとちょ
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フレンチ・イグジット さよならは言わずに(2020年製作の映画)

3.5

坂元裕二の世界観と近い小気味良さで、最後まで楽しめた。
冷蔵庫の中を見たあとの親子の冷静な会話には笑った。

怪物(2023年製作の映画)

4.0

楽しみすぎてみぞみぞしてた。

多角的に色んなことを勘ぐりながら見せられるからこそ、彼らの純粋でシンプルな心情が率直に伝わってくる流石の構成。
まともに伝わりすぎて刺さりすぎて、終盤は彼らが眩しくて画
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