ジョン・ウェインの『夜明けの男』のリメイクらしい。
『夜明けの男』は未鑑賞にもかかわらず、あのジョン・ウェインが演じたキャラをあのクリスチャン・スレーターが演じるのはいささか力不足では? などどいう失礼極まりない上から目線な思いを抱きながら本作を鑑賞。
お尋ね者のガンマンが久々に故郷に戻った矢先に、覆面強盗団に父親が殺される。その強盗団のボスは彼の身近にいる人物だった。そしてさらに彼を付け狙う賞金稼ぎが刻々と迫りつつあった……。
ストーリーは興味深い。が、何だか全体的に浅い。登場人物の掘り下げもさほどないため、どのキャラクターにも感情移入できない。
しかし、町中でよそ見していて人にぶつかってお互いに銃を抜くシーンがあったけど、いくらなんでも物騒すぎないか? おちおち外も歩けないだろ。
それに、覆面被っていて視界もままならないような連中相手に銃撃戦で負けるってどうなのよ。
いろいろひっくるめてオリジナル版ではどうなんだろう。機会があったら見比べてみようかな。