こう

マイティ・ソー ダーク・ワールドのこうのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

【個人記録用】
何千年に一度の惑星直列によって覚醒し、ジェーンと結合してしまったエーテルと、それを狙うダークエルフのお話。マイティ・ソー一作目よりちゃんと面白くなってる。全体的にシリアスさが増して、映像のトーンも少し暗め。

フリッガの死因をなんとなくでしか覚えてなかったので、エンドゲームでのソーの涙の理由がより理解出来た。そういえば別れを告げることも出来ずに亡くなってしまったから、ソーにとっては悔しい状況だったんだろうなぁ。

地球に戻った後の、ポータルでヨトゥンヘイムやスヴァルトアールヴヘイムに転送されながらダークエルフと戦うシーンは新鮮で面白いし、アクションも格好いいんだけれど、最後の戦いなのに電車に乗ったり、ガラス天井を間抜けな悲鳴を上げながら滑り落ちていくソーとマレキス、その他コミカルなシーンが間に入るのはどうなんだろうと思う。個人的には笑えるから良いけれど、最後の戦いくらいは手に汗握る感じにしても良かったんじゃないのかなと思った。

マイティ・ソーシリーズはなんといってもソーと同じかそれ以上にロキの魅力が強い映画になっているのかもしれない。ダークエルフに襲撃されても不敵な笑みを浮かべたり、フリッガの死に激昂する一面など掴みどころの無いまさにトリックスターのロキに相応しい魅力のあるキャラクターになっていってると思う。
こう

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