しゅう

マイティ・ソー ダーク・ワールドのしゅうのレビュー・感想・評価

3.4
 前作より大幅にパワーアップしている。「長く続いた少年漫画の中盤感」がすごい。つまり熱い。好き。かつて敵だったキャラクターが共闘してくれるやつ、わたし鉄板で大好きなのよね。敵だったときはめっちゃ強かったのに味方になると微妙みたいなお約束の補正も込みで好き。
 悔しいけど、ロキ、つい目で追ってしまう。ソーの後ろをちょろちょろついて行くところとか情けない声をあげながら落下するところとかめっちゃ笑ってしまった。なんだこれ。好きってやつか。トムヒめちゃくちゃでかいはずなのにあまり大きさを感じないところがすごい。存在の矮小さと卑屈さがちゃんと出てる。ジェーンがロキを引っ叩くシーンは、ロキを引っ叩きたい気持ちとジェーンに引っ叩かれたい気持ちの二重の意味で「いいなあ…」となったことをここに正直に申し上げておこうと思う。なんなんだこの感想は。
しゅう

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