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her/世界でひとつの彼女のAのネタバレレビュー・内容・結末

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

自分好みのAIだから相性が良いのは当たり前だし仕事だからどんな話も楽しそうに聞くし気も利くし。それを運命の人に出会ったかのように捉えてるのがよく分からん。

奥さんが怒る理由がよく分かる。
明るく元気であることを求めて期待外れだったら抗うつ剤を飲ませるって人間だから浮き沈みもあって当たり前なのに主人公ズレてんのかな。
AIは都合のいいように作られてるのにAIとの恋愛を本物の愛って言うのは違う。別に思ってりゃいいけど実際恋愛して生活してた奥さんに堂々と言うもんじゃない。
価値観が違う他人と許容しながら生活することが愛だと思うし奥さんもそう思って結婚したと思う。それなのに許容されず求められてばっかりだったらそりゃ離婚するし、AIと本気で恋愛してるとこなんて見たら腹立つよね。

肉体がないからって言ってデリヘルして、この人を私だと思ってして はすごい発想。お前はそれでいいんか?と思った。
それを受け入れれる人もまあいるんかな?すごいなぁ。そんで、AIと人間の恋愛に共感して来て拒否られてあんなに泣いてたあの子は変わってるなだいぶ。

複数人と同時に会話したり非言語で会話したり恋人を何百人も作るってAIの成長凄い。
AIを新しい視点から見れる面白い映画だった。
主人公は弱虫だと思う。
A

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