このレビューはネタバレを含みます
妻と別居し、人を愛することに悩む中年男性セオドアが、進化するOSのサマンサと出会い、恋に落ちる。人間とOSという違いから、愛するとはどのような意味を持つのか、言葉だけでもお互いに理解し合えるのかを考えさせる物語でした。
サマンサ役、スカーレットヨハンソンの声は、とても魅力的で実体がないのに、色んな感情が伝わってきました。近い将来に起きそうなことだけに、愛するとは実体がなくても伝える言葉だけで成立してしまうんだと思った。最後に、セオドアが離婚した妻へ共に歩み、自分という人間を作ってくれたことに感謝し、恋愛とはお互いの相手を成長させることなのかと思えた。