近未来、実体を持たず声のみでコミュニケーションを取れる日常生活のお助けAIが誕生。
AIと会話を重ね恋をしてしまった男の物語。
スカーレット・ヨハンソンの低くて落ち着いた声が知的で色気があり、女の私でも惚れてしまいそう。ずっと聴いていたくなる。
吐息や笑い方がとてもリアルでまるで側に居て微笑んでくれているみたいな感覚になる。
会話のキャッチボールが楽しくて恋に落ちてしまう気持ち、共感出来る。滲み出る教養、その言葉選び、苦悩さえも愛おしくて守りたくなる。
優しい曲調の挿入歌に癒される。
クスッと笑えるシーンもあり。
ロマンチストで心穏やかな監督なんだろうなぁと思いました。
恋とは社会的に受容された狂気 という台詞が良い。