主人公のひげと顔がどうも苦手で避けていた映画ですが、人工知能との恋愛に興味がわいて観ました。
が、やっぱり私の勘は間違っていなかった。無理です。この主人公気持ち悪い。自分に都合のよい愛を求めてるに過ぎない。っていうか、これは恋愛じゃない。疑似恋愛の疑似でもない。鏡との会話ごっこなわけで、自覚があれば存分に楽しんでと思うけど、自覚がないともう気持ち悪い。やっぱり恋愛って、命と命のやりとりなんだろうな。
恋愛ではなく離婚から立ち直る話と思えば観れなくもないのだろうけど、何がそんなに苦しいのかも伝わってこないし、ただ傷つくのを受け入れられなかっただけなら、妻への愛なんてなくて、自分を守りたいだけじゃんか。
違う俳優だったらまだ良かったのかなぁ。ザ・マスターもダメだったので、ホアキン・フェニックスが私には生理的に受けつけないようです。
