しょーとみんく

her/世界でひとつの彼女のしょーとみんくのネタバレレビュー・内容・結末

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

記録

なんかすごくリアルだったなあ、本当にありそうで怖い。ストーリー全体を通してよく練られてる、

現代は特に人間関係自体が希薄になっていて利器を通さずにコミュニケーションする機会の方が少ない。そんな中でこの映画が生まれるのは自明なんだけど、警告のような、やっぱり生身の人間との関わりを大事にしようねって事なんだと私は思う。

サマンサが言ったように制作意図よりも進化してる、これが起こるから怖いところ。全てのAIがヒューマンフレンドリーなわけではないだろうし、実際ロボットの進化とかAIの誕生とかスピードが速すぎて怖いと思ってしまう。考えすぎ?
人類の歴史、生物の歴史として積み上げてきた本能のような生物的な部分と無機質な存在が相入れなくて…扱い方も制御が可能かもまだ怪しいし(→こっち方面に行くとロボットVS人間の映画になるよね)
この映画では、そこがセオドアの不安とか独占欲、生身の人間との関係を築けないことに対する自己否定が生じるように思った


光と陰 昔と今
ロボット(AI)と人間
幸福とどん底


偶然やけど最近ルーニー出てる映画見過ぎ。笑