このレビューはネタバレを含みます
近い未来、現実になりそうだなって思った
近未来のフィクションなのに現実的に感じて、気づいたら主人公にも感情移入してる
OSとの恋、結局コンピューターと人間は結ばれない運命なのかな、、と最後は寂しくなった
主人公もOS彼女が去ってしまって、前向きになろうと思ったのかな
「愛の形は様々、自分の感覚に任せる」みたいなことをOS彼女が言ってて、コンピューターなのに本当に人間みたいだし、生身の彼女がそこにいるみたいで観ている自分も不思議になった
彼女は、機械だから当たり前だけどすごい聡明で話しやすくて、ある時はカウンセラー、ある時は家族や恋人、友人、秘書…のように振る舞う、オールマイティーな存在
いつも側にいて、主人公の心の中にスッと入っていく、顔が見えなくてもそりゃ恋にも落ちるよね…
だんたんと大切な人になっていく様子が自然に描かれていておもしろかった
2人の思い出に写真が残せないから、作曲するってロマンチックだな