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囚われのサーカスのpicaroのレビュー・感想・評価

囚われのサーカス(2008年製作の映画)
3.5
今年何本目かの犬可哀想映画…って書こうかと思ったけど、そういうレベルじゃない。

難解鬱難解映画。

インデペンデンス・デイを観て「エコ技術者の人が気になる」くらいの気持ちで選んでしまった。反省しかない。

だいたい[ホロコースト 精神病者 ピエロ]ときて辛くないわけがない。なぜあらすじをチェックしなかったのか。タイトルのせいで勝手にスパイものと思い込んでしまった。

でも良かった。ジェフ・ゴールドブラムの演技がなんかすごい。すごいとしか言いようがない。全身が哀しみ。思い返すと、一人芝居の舞台を観たような印象。
演技がすごいので、演出やらせすぎ感もあるけど。
ストーリーが難解なのではなく、セリフが難解。ほとんど理解できない。哀しさだけ伝わる。救いとかない。やっぱりあの時点で死んでいたんだ。

ジェフ・ゴールドブラムが叔父に似ていてそれが気になってしまったのがもったいない。
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