カント

フォックスファイア 少女たちの告白/ガールズ・ギャング・ストーリーのカントのレビュー・感想・評価

3.6
少女達の裏・青春映画。
親も捨て、男を憎み…
あてどなく彷徨う魂を描く。

1955年。
レッグスは親友マディの部屋へ。
150㎞歩いて来たと言う。

レイプされたリタ。
デブのゴルディ。

意地悪な教師や、エロい奴らに復讐する為、レッグスを中心にフォックス・ファイヤを結成。

仲間を裏切らない為、と背中にファイヤの墨を入れる。

レッグスの悪のカリスマの所業は留まらず遂には更正施設へ。

この世の不条理をブチ壊したいレッグスに対して、恋をしたいリタ。
親友マディは、レッグスとフォックス・ファイヤの行く末を危惧する。
フォックス・ファイヤは、どこに向かうのか。

入れ墨の描写が、超~痛そう!
普通、針を束ねて入れるけど…
彼女らは1本でチクチクしてた(痛)

50年代のフォードをグルッと横転させる制作者のガッツに感服。

昔の漫画で能條純一が悪のカリスマを描いた「翔丸」って作品を思い出した。

JCかJKが見れば情操の反面教師になる映画かも。
2015-1-14
カント

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