SFはバカな自分には難しいからあまり今まで見た事が無かった。
観たことがあっても悲しい結末か、宇宙の果てで朽ち果てるか。
出だしは過去を回想しながら、少しオカルト要素も混ぜて、宇宙の果てに行く過程を科学を知っている人なら、まー許せるかとと思わせる世界観じゃないかと思う。
オラ バカだから途中から科学的知識の欠落でさっぱりな時もあったものの、
あわあわ進む内容に凄く引かれてた。
難しくて投げ出そうと思わなかった。
主役の男の人さえも知らないけど、何より「イヤー!!」「USA USA」みたいな高いテンションや、痴話喧嘩が少ないのもSF良かった。(うるさいんだよ毎回毎回)
なにより惹かれたのはこの言葉
「親は子供の記憶の中で生きる」
この映画を作るための肝で、この台詞のために映画があるんだなって。
一人暮らしを始めて25歳くらい過ぎて
色んな思いをしながら、毎日誰ももいない部屋に戻る。
そんな人に是非観て欲しい。
観終わって、うまく理解出来なくても良い。
いつか急にある瞬間に理解したときに、自分の心の1番柔らかいところが遠い未来で震えてたことに気がつく。
そんな映画です。
※(色んな親がいるので、観る人全員に適しているわけではない内容をお許しください)