SFはほぼ観ないけど鑑賞。
個人的に主人公の大きな負担を引き変えに人類の未来を救う！みたいなのはあまり好きではないなーとおもった。というか理解ができない。
私なら未来の地球(自分が知ってる人間はほぼ死んでいる)と自分の家族や周りの人を天秤にかけたら圧倒的に後者を取る。自分はすごく凡庸だと思うが、凡庸ゆえ主人公の勇敢な行動を全く理解できない。
結局主人公は宇宙に行ったことを悔いていたし、エンドがなんとなくイイ感じとはいえ主人公は地球に残って家族を大切にして人生を真っ当した方が圧倒的に幸せだったのではないかと思ってしまうのは自分だけだろうか? 兄の存在がかなり薄くなってしまうのもなんとなく気になるところ。
結局私は残された家族側の心情と、主人公の後悔の心情にしか同情できず その勇敢さには同感できないからただただ悲しい映画に見えてしまったのかもしれない。
とはいえ見て損だったわつまらんわとか思うわけもなく、エンドの方の目の離せなさや付箋を回収する感じのワクワク感はSFならではの高揚感を感じた。
SF好きな人は、こういうワクワク感が好きなのかもな〜
