Taul

インターステラーのTaulのレビュー・感想・評価

インターステラー(2014年製作の映画)
5.0
時空を超える壮絶な旅。ノーランの愛すべき中二宇宙が大爆発。ジェシカ・チャステインがハンドルを左に切ってからは、全てが昂ぶりに満ち、もう神懸かった面白さだ。

ノーラン&エマ・トーマス夫妻と共に製作に名を連ねてるのはリンダ・オブスト。名作『コンタクト』の製作総指揮で、成る程よく似ている訳だ。彼女は『めぐり逢えたら』、『フィッシャー・キング』なども製作していて、距離や境遇を超えるロマンを描く作品が好きなようだ。

『インターステラー』は劇中の詩のように、CGで作った映画がスマホで見られる時代に「終わりゆく」劇場フィルム映画の「憤怒」なのかも知れない。ロケとアナログ中心の撮り方、IMAXで映える映像、大風呂敷を広げた話、長い上映時間、過度な音響、オマージュだらけ...「怒れ、怒れ!」

『インターステラー』私のツイートまとめはこちら
大風呂敷を愛で畳む、ノーラン節炸裂のSF映画の到達点。
https://twitter.com/i/events/1297043507027169280
Taul

Taul