Taulさんの映画レビュー・感想・評価

Taul

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Twitterでつぶやいた感想を元に記します。以前の鑑賞分もありますがご容赦ください。
映画は星取り5段階評価をしていて、ここのスコアは★★★★★を5.0 〜 ★を1.0にしています。

映画(529)
ドラマ(1)

運命は踊る(2017年製作の映画)

3.0

『運命は踊る』鑑賞。サミュエル・マオズ。謎めいた話し運びに叙述か映像トリックかと思いきや独特の運命の物語。寓話的でかつ政治的な意思さえ感じる。神目線と逆に何かを隠すようなアップの多様。あまりにスローペ>>続きを読む

アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

4.0

『アンダー・ザ・シルバーレイク』鑑賞。飽きさせない監督妄想劇。ポップカルチャー、セレブ、セックスへの憧れと軽蔑、その矛盾。LAディープものとしても興味をそそるがオマージュ然せず、独特の画作りでふわふわ>>続きを読む

クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

3.0

‪『クレイジー・リッチ!』鑑賞。オールアジアな王道シンデレラロマコメ。これが米国で受けたのは凄いな。いや、この設定だからこそ楽しめるのか。誇りと自虐が程よい。馴れ初めや人物描写が雑でノリきれなかったが>>続きを読む

イコライザー2(2018年製作の映画)

4.0

『イコライザー2』IMAXで鑑賞。今回はよりシリアスでウェットなマッコール先生の世直し劇場。途中もう授業を受けてるような気分に。カメラ位置が凝ってて、最後の笑っちゃうくらいの荒ぶる舞台立てはホームセン>>続きを読む

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.0

『夜は短し歩けよ乙女』BS録画で初鑑賞。大学は京都なので懐かしい。酒、哲学、学園祭、下宿… 飲んで鴨川で泳ぐ夜(絶対駄目)ドタバタファンタジーとロマンスの絡め方が今一歩の気もするが、何だかそれもカオス>>続きを読む

暗黒街のふたり(1973年製作の映画)

4.0

『暗黒街のふたり』BS録画で初鑑賞。元犯罪者と保護司との静かなドラマだが、ドロンとギャバン、この二人で見応えある映画に。叙事的な話運びに哀愁の音楽が流れ運命の終盤へ。ドロン必殺の瞳、その狂気、悲しみ。>>続きを読む

若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

4.0

『若おかみは小学生!』鑑賞。凄い純度、密度、ハードだ。キャラの深め方、エピソードの絡め方が見事で王道話だが一瞬の退屈もない。脚本のサバキ方が凄いのでは。子供向けとは思えないタナトスとエロスも。死、敵、>>続きを読む

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.0

『クワイエット・プレイス』鑑賞。子どもを許せ、妊婦は偉大、父は闘え、赤子は泣くもの、母は強し、という家族応援サバイバルパニック。もっとドラマチックにやってくれと思うくらい。もしやと思った監督主演の関係>>続きを読む

愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

3.0

『愛しのアイリーン』鑑賞。原作未読。自虐的な笑いを楽しんでると、さらにむきだしになる男の恥部、田舎の恥部、日本の恥部。クソ過ぎてぶち壊したくなるも、その醜悪さから逃げ出す訳にはいかない。原作ありきの漫>>続きを読む

死霊館のシスター(2018年製作の映画)

2.0

『死霊館のシスター』鑑賞。ホラーは得意でないがワン監督の死霊館2本はとても好き。本作はヴァラクが出る修道院という舞台だてに惹かれる。ただドラマとオカルトは弱めで、怖さもジャンプスケアの驚かせ中心で残念>>続きを読む

秋のソナタ(1978年製作の映画)

4.0

『秋のソナタ』初鑑賞@七藝。二大Bergmanのスパーク。もろ大女優の生き様を責め、懺悔し、泣く。バーグマンのこれぞ迫真の演技、全く負けないリヴ・ウルマン。その魂の奏鳴にいたたまれなくなるも、一歩引い>>続きを読む

スカイスクレイパー(2018年製作の映画)

3.0

『スカイスクレイパー』鑑賞。強い坊主、家族愛、セクシーママ、中国資本、馬鹿デカい物で、はいまた一丁上がり。ダイ・ハードとタワーリング・インフェルノ、M:Iアクションもうまく使え。そんな感じで演出やリア>>続きを読む

ザ・プレデター(2018年製作の映画)

3.0

『ザ・プレデター』鑑賞。シェーン・ブラック。大好きな『ナイスガイズ!』からすると残念な完成度だが、その雑な作りさえ後押しするような悪ノリ感。ルーニーズの似てるようで違うガイズのキャラ造形と絡みはさすが>>続きを読む

グッバイ・クリストファー・ロビン(2017年製作の映画)

3.0

『グッバイ・クリストファー・ロビン』VODで鑑賞。旬のドーナル・グリーソンとマーゴット・ロビーで丁寧に描かれる「クマのプーさん」誕生秘話。やはり物語が生まれるには人の思いがある。そして成功の裏の驚きの>>続きを読む

エンジェル ウォーズ(2011年製作の映画)

3.0

『エンジェル ウォーズ』VODで初鑑賞。思ってた以上のザックの妄想爆発ぶり。決め重視アクションに薄いドラマで退屈も、やりきってる潔さについていく。ダンス→戦闘の繰り返しの笑っちゃうグルーヴ感。構造はや>>続きを読む

追憶(1973年製作の映画)

5.0

『追憶』(1973)BS録画で初鑑賞。冒頭スターの登場とあの主題歌が流れ、郷愁に満ちたムードに魅せられる。アメリカの歴史(特に赤狩り)を背景に語られる二人の愛の行方。道路(way)でのきっかけとラスト>>続きを読む

叫びとささやき(1972年製作の映画)

5.0

『叫びとささやき』(1973)初鑑賞。何て呪われたような赤だろう。その独特の映像美溢れる邸宅で繰り広げられる三姉妹と召使の秘話。ベルイマンは堅苦しいテーマや台詞を排除しシーンや役者をいかす演出に終始。>>続きを読む

仮面/ペルソナ(1967年製作の映画)

4.0

『仮面/ペルソナ』(1966)初鑑賞。ベルイマン生誕100年映画祭@第七藝術劇場。ベルイマンを見るのは5本目。前衛的な映像の後、女性二人だけの舞台劇のように。その二つの意識の戦いと交錯。映画のあるネタ>>続きを読む

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.0

『プーと大人になった僕』鑑賞。仕事に疲れたオジサンが答えを探すように見たが(笑)、設定と雰囲気でうまくかわされた感じ。いやその子供にも分かる単純さ、ほのぼのさこそ大事なのか。導入や着地はうまく、ユアン>>続きを読む

ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男(2017年製作の映画)

4.0

『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』鑑賞。テニス界最高の二人の最高の試合を描く堪らない題材。対照的なキャラとプレースタイルだがそうなる過去が興味深く最後の交差が感動的だ。ボルグのそっくりイケメン、>>続きを読む

タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

5.0

『タリーと私の秘密の時間』鑑賞。セロン×ライトマン×コーディなのに見逃してた私が馬鹿だった。今回は母親のため暖かな雰囲気も例の痛い喜劇を楽しんでると映画はふいに違う高みに。自然さと完成度が生んだ奇跡。>>続きを読む

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.0

『寝ても覚めても』鑑賞。初の濱口竜介監督作。不快で不穏な主役達の行動、演技と関西弁。それが日常と非日常を彷徨い、終盤全く予想しなかった感覚に襲われる。許容できない他者、災害、病気らを経て、何か大きく心>>続きを読む

判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

4.0

『判決、ふたつの希望』鑑賞。骨太、でもエンタメ。レバノンの問題から普遍的テーマに昇華。私的には日本の恥部を思い出し男のエゴが痛い。こんな気持ちの閉廷は初めてだ。タランティーノのカメラマン助手歴を持つド>>続きを読む

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

3.0

『アントマン&ワスプ』IMAX3Dで鑑賞。@TOHOシネマズ日比谷。コミカルヒーロー、サイズ変化アクション、家族愛、ペーニャ愛、全てしっかり見せてくれる。その分突出した感じは無いが、その続編サービス精>>続きを読む

キューポラのある街(1962年製作の映画)

5.0

『キューポラのある街』(1962)VODで初鑑賞。ジェットコースター貧乏青春ムービー。吉永小百合のベストと言われるのも納得。初監督の浦山桐郎の歯切れよい演出の中、神懸かった魅力で舞台の川口市を駆け巡る>>続きを読む

座頭市千両首(1964年製作の映画)

3.0

『座頭市千両首』(1964)DVDで初鑑賞。シリーズ第六作。撮影が宮川一夫で印象的なショットが多い。新国劇の島田正吾による国定忠治エピなど、まとまりはいまいちもサービス精神を感じる。一番の見所はシリー>>続きを読む

Northern Soul(2014年製作の映画)

3.0

『ノーザン・ソウル』鑑賞。未公開青春音楽映画特集上映会 @神戸ポートオアシス。知らなかった70'sイングランド北部のクラブシーンの話。正統的過ぎる位の青春映画であり情熱と挫折が切ない。親友マット役の役>>続きを読む

グッド・バイブレーションズ(2012年製作の映画)

4.0

『グッド・ヴァイブレーションズ』鑑賞。未公開青春音楽映画特集上映会 @神戸ポートオアシス。ベルファストパンクの父テリー・フーリーの伝記。北アイルランド情勢が興味深い。バンド応援の大好物話であり損得抜き>>続きを読む

検察側の罪人(2018年製作の映画)

4.0

『検察側の罪人』鑑賞。木村拓也をスクリーンで見るのはヤマト以来。所作や着こなしはキムタクだが役にあった面構えと声がいい。天才二宮和也は呟きも叫びも聞き取りやすく惚れ惚れ。脚本に難があるも何より話の中心>>続きを読む

また逢う日まで(1950年製作の映画)

3.0

『また逢う日まで』(1950)VODで初鑑賞。『哀愁』のように始まる戦火でのナイーブな恋愛。久我美子が可愛く、有名なガラス越しの接吻は美しい。そんな二人の愛の世界は耽美さえ感じるが、それゆえ心引き裂か>>続きを読む

続 青い山脈(1949年製作の映画)

3.0

『青い山脈』『續青い山脈』(1949)VODで初鑑賞。戦後4年、キネ旬2位、歌も大ヒット。当時求められた明るい未来を謳い民主主義を啓蒙する青春映画だが、旧来の社会への批判がとても強い。女性の生きづらさ>>続きを読む

青い山脈(1949年製作の映画)

3.0

『青い山脈』『續青い山脈』(1949)VODで初鑑賞。戦後4年、キネ旬2位、歌も大ヒット。当時求められた明るい未来を謳い民主主義を啓蒙する青春映画だが、旧来の社会への批判がとても強い。女性の生きづらさ>>続きを読む

沖縄スパイ戦史(2018年製作の映画)

4.0

『沖縄スパイ戦史』鑑賞。@第七藝術劇場。少年ゲリラ部隊、マラリア地獄、スパイ虐殺。その衝撃的な事実と現在への地続き感。一言では表せない思いで胸がいっぱいになる。70数年はほんの少し前であり、戦前になら>>続きを読む

ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

4.0

『ペンギン・ハイウェイ』鑑賞。何故少年はおっぱいに惹かれ、ペンギンに会い、海に挑むのか。エロスとタナトス振りまくお姉さんに導かれ、少年の心に戻って映画の世界へ。やや広げ過ぎた感じはするが、ひと夏の成長>>続きを読む

スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

3.0

『スターリンの葬送狂騒曲』鑑賞。独裁者の死と後継者の座を巡るドタバタ劇。見たくなるいい邦題。史実に沿っているようだがデフォルメされていて、その権力闘争と粛清政策を笑っているともはや黒過ぎて恐ろしささえ>>続きを読む

キートンのカメラマン(1928年製作の映画)

4.0

『キートンのカメラマン』(1928)VHSで初鑑賞。「見る、見られる」の映画的な視点が話を締める完成度の高い作品。ヤンキースタジアムでの一人芝居がいい。恋愛と仕事の成就を楽しく描くラブコメの傑作であり>>続きを読む

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