Taulさんの映画レビュー・感想・評価

Taul

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ツイッターのフォロワーさんの感想を読みたいので、とりあえず登録しました。
自分の感想もつけ始めました。以前のもありますがご容赦ください。

昼顔(2017年製作の映画)

3.0

ドラマは数話見た程度。1本の映像作品として見事に成立。西谷監督の得意気なショット、演出連発で展開や演技さえ忘れて楽しむ。映画はブラックコメディを飛び越え不倫ホラーに。その冷や水感に誰得か疑問さえよぎる>>続きを読む

22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

2.0

オリジナルの韓国映画をうまく脚色。藤原竜也登場にはその年齢も封印する程のお似合い感で楽しくなってくる。何より話が面白くミステリーからサスペンスへの転換も成功。安っぽさもドライブ感にするが終盤はこらえき>>続きを読む

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

3.0

深刻ぶったオッサンのケツ顎対決w
紛うことなきザック・スナイダーのアメコミ映画。決めの画はアート的でさえあり面白い。
破壊される都市に怒りと正義を誓うバットマン。スーパーマンには米国の力の使い方や救世
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.0

予告封印、原作未読で臨む。素晴らしいプロットやメッセージを持ったSF映画を観たという満足感と同時に、描かれ方やシーンに謎や物足りなさも感じた。

その後すぐ小説を読み、パンフレットやネットなどの解説に
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ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

2.0

2D吹替版。面白さのネタになるなら何でも使え。悪党、過去作、故人、キューバ、核、潜水艦…etc そして車を使ったアクションはいよいよ違う次元へ。過剰さと無難さで突き抜けた感じはないがビール片手に見て楽>>続きを読む

ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

2.0

2D吹替版。初の攻殻機動隊。古いアニメっぽい画づくりのSF。なぞってる感じは楽しいが演出やアクションのアイデアの無さには驚く。人間以外も慣れてるスカヨハの表情、ビノシュの演者感、たけしの衰えと凄み、人>>続きを読む

レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

5.0

トラックのシーンは誰も超えられない映画の面白さ。活劇を教えてくれたスピルバーグとルーカスに感謝。

チャップリンは「街の灯」を、花売り娘との出会いのシーンのNG342回をはじめ撮影に2年半かけた。スピ
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リンダ リンダ リンダ(2005年製作の映画)

5.0

本当に芝高ひいらぎ祭の数日を切り取ったようなリアルさと映画的な見所が両立。思いつきばかりで、言えなくて、遅刻して、眠かった、そんなあの頃が蘇る。山下監督の持ち味と青春ものの王道さの見事な融合。

他の
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愛のむきだし(2008年製作の映画)

5.0

『愛のむきだし』
前半喜劇、後半悲劇、なんでもありの変態と純愛の園子温の世界の爆発。1時間以上たってタ イトルがでる展開は強烈 。満島ひかりの天才性を再認識。

歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

5.0

『歩いても 歩いても』
素晴らしい脚本と見事な役者の演技。夏の日に実家に集まった家族のそれぞれの複雑な心境が、自然な会話を使って驚くべき濃密さで描かれる。樹木希林には脱帽。セットや音楽もいい。見る度に
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そして父になる(2013年製作の映画)

5.0

『そして父になる』
重いテーマを扱った作品だったが、やはり是枝作品、淡々としたシーンの積み重ねで表現され考えさせられる。福山雅治と一緒に摸索する2時間。上映終了後にいろんな想いが襲ってきてしばらく席を
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横道世之介(2013年製作の映画)

5.0

「横道世之介」
原作、沖田修一監督、高良健吾&吉高由里子のハーモニーが生んだ日本の青春映画の奇跡。映画館を出ても街中に世之介を探してしまう。

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

5.0

『リップヴァンウィンクルの花嫁』
現代性とファンタジーの魔法の融合。そのプレイのような妄想は綾野剛に乗り移り残酷に美しく黒木華を踊らせる。驚くべきCoccoの存在感で映画はより魅力的に。ほぼ完璧なひと
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雨月物語(1953年製作の映画)

5.0

#邦画オールタイムベスト10
(1監督1作品、年度順)

丹下左膳餘話 百萬兩の壺
晩春
雨月物語
七人の侍
二十四の瞳
ゴジラ
浮雲
日本のいちばん長い日
泥の河
HANA-BI

おかあさん(1952年製作の映画)

5.0

戦後の家族の苦労と明るさ。

省略の美学。例えば成瀬の「おかあさん」では家族の不幸の場面は省略され、淡々と家事をこなす母親の後ろ姿に戻る。小津の「秋刀魚の味」では娘の結婚式自体のシーンはとばされ、独り
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王様のためのホログラム(2016年製作の映画)

2.0

『王様のためのホログラム』
原作未読。サウジに商用で来た後のない中年男。全体に映画的なパンチには乏しいが教訓めいた展開だ。米社会を体現するトム・ハンクスの疲れ具合。非常にタイムリーで彼がイスラム文化と
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しあわせな人生の選択(2015年製作の映画)

3.0

『しあわせな人生の選択』
終活を決断し気付くこと、残したいと思うこと。あまり湿っぽくなく物足りさもあるが初老の男同士だとそれがやけにリアルだ。あんな友人素晴らしすぎる。最後の行動は突飛なようだが切ない
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.0

『ベイビー・ドライバー』
音楽やノリがクールなのは流石だけど、思ってた以上にシリアスで高い完成度。エドガー・ライトはもう本格派の仲間入りだ。

スパイダーマン ホームカミング(2017年製作の映画)

3.0

『スパイダーマン ホームカミング』
2D字幕版鑑賞。若きヒーロー、青春学園もの、アベンジャーズ、社会構造が産む悪、過去作オマージュというもう山程ある題材を見事に料理。MCUの安定感。ただ新鮮味やキレは
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.0

『沈黙 サイレンス』
地獄の黙示録的な掴みで一気に映画の世界に。日本ロケでないのは残念だが、日本人俳優の素晴らしさと隙のない画作りに魅入る。ガーフィールドが魅力的だ。重層的な内容も人間の弱さの映画とし
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アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(2015年製作の映画)

4.0

『アイ・イン・ザ・スカイ』
ある作戦の決定、指令、実行の様子だけが描かれるタイトさ。まさに一点に絞り込まれていくサスペンスが素晴らしい。俯瞰の立場で見てるとA・リックマンにやられる。そして行き着くのは
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まごころ(1939年製作の映画)

5.0

戦後の作品におとらない傑作。少女が丸太のベンチで泣き合うシーンなど名シーンの連続。音楽のタイミングも絶妙。1939年の作品だがその戦意高揚のしばりをうまく利用している凄さも感じる。宝物のような小品。

レッドタートル ある島の物語(2016年製作の映画)

5.0

『レッドタートル 』
無人島に流れ着いた男。希望さえ失いかける孤独の果て、不思議で恒久的なストーリーが引きの画で始まる。自然の中苦しめられ生かされ愛し紡がれる命。ちっぽけで音声もない映画なのになんて雄
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ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(2016年製作の映画)

3.0

『ハイドリヒを撃て!』
『暁の七人』でも有名なエンスラポイド作戦の顛末。観客への情報は少なく裏切りもありこちらの頭と感覚もフル回転。当時のプラハにいるような緊張感。最小限で状況や気持ちを伝える演出が渋
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.0

『君の膵臓をたべたい』
図書、桜、日記らの題材が上品でピュアな二人をソフトに包み、もうファンタジーのよう。浜辺美波が階段を上るシーンが切ない。難病や純愛ものというよりも、人や今に向き合う話か。恭子をも
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夜明けの祈り(2016年製作の映画)

3.0

『夜明けの祈り』
1945年ポーランド、修道院の女性達が蛮行により身籠もる悲劇。さらに宗教や組織、人道的な問題へ。慎重に描かれるがやはり惨く、雪や歌がそれを清めるかのようだ。女医の行動や結末が一筋の希
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.0

『LION/ライオン』
結末も手段も分かってる実話に感動を求める観客にはこう見せればいいと教えてくれる。前半は少年の可愛さが後半は大人達の演技が映画をリード。見やす過ぎるのにベタにならないのは、人の想
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無垢の祈り(2015年製作の映画)

4.0

『無垢の祈り』
凄まじい内容。それも安っぽい煽りはなく自主製作とは思えぬ映像力で迫ってくる。音も痛い。疾走する少女が微かな救いだ。物語ろうとしてバランスを失いかけるところもあるが最後が強烈。時空を超え
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KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

4.0

『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』
吹替版鑑賞。どうやって撮ったかなんて気がすぐに吹っ飛ぶストップモーションアニメの完璧な世界。和の趣向を凝らした表現に魅力される。そして物語られるのはあの心の話し。名
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オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

3.0

『オン・ザ・ミルキー・ロード』
ミルク運び屋の恋と戦争の寓話。動物たちの溢れる生命力がコミカルで、内戦の悲惨さも織り込んだドタバタ劇。クストリッツア自作自演で若くなかったチャップリンを思い出す。粗も多
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幼な子われらに生まれ(2017年製作の映画)

3.0

『幼な子われらに生まれ』
原作未読。丁寧に語られる家族の離れと繋がり。浅野忠信視点で見てると痛い目に。分かっていてもついやってしまう男の拙さに気付く。巧くできた話という感じもあるが終盤の展開には嗚咽。
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.0

『ワンダーウーマン』
DCEUや女性視点を見てる間は考えさせない面白さ。ガル・ガドットから一瞬たりとも目が離せずクリス・パインとの掛け合いが楽しい。そして西部戦線に戦う女神が降臨するシーンの爆発力。後
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