YukariObana

インターステラーのYukariObanaのレビュー・感想・評価

インターステラー(2014年製作の映画)
4.1
思いがけなく私の大好きなあの要素も含まれていたこの映画。
ゼロ・グラビティを思い出しました。宇宙ものってなんでこんなにも人を不安にさせるのか。やっぱり、本当に本当の、私たちには未知の領域だからなんだろうなあ。

インセプションやメメントと同じ監督ということで複雑な物語をよくよく考え抜いて作ってはるなすごいなと改めて。こういうの大好き。本当に好き。言葉とかは大半意味わかんないけど笑

教授が「個を捨て」って言ってたけど、一番捨てきれてないのは自分じゃんね。アメリアをあんな危険な宇宙船にのせたのは、そうでもして新しい星にたどりついてほしかったからじゃないのか。でも、それが親ってものなんでしょう。

犠牲を払って、いつかたどり着くべき場所にたどり着く。でも、何もかもが大団円ってわけじゃない。もう会えない人もいるし、大切な人の、本当は一緒いたかった時代にも戻れないんだし。今もどこかで孤独に戦ってる人もいる。うわー、と思いながら観ました。懐かしむことにも違和感を感じるくらい、人生は入り組んでいるのやな。
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