キヘンニカミ

インターステラーのキヘンニカミのレビュー・感想・評価

インターステラー(2014年製作の映画)
4.3
愛と科学の永遠の可能性がこの映画では描かれている。

ノーベル物理学賞を受賞した学者さんが制作指揮をしていたり、現代版2001年宇宙の旅と言われているのを聞き、170分という長編に覚悟して鑑賞しました。

結果、圧巻でした!!
確かに学問的難しさのある情報が度々出てきたりし難解な映画っぽくなってますが、なんてことはない。
集中して観れば、映画が分かりやすく順序立てて理解させてくれます。逆に物理の教科書を眺めている方が難しんじゃ笑
相対性理論や次元の話もこの映画でなんとなく理解できましたし、映画にはなんとなくでいいんですよ!
そこから詳しく知っていくのが解説難民続出の難解映画のいい所でもあるんですけどね笑

いやぁ後半になってからひたすら面白かった。数々の伏線回収や特異点の輪への侵入シーン、5次元の映像表現、ストーリーだけでもめちゃ面白いのにノーランの映像美が凄いです。SFの圧巻美なんですかね。

個人的に終わり方が超しっくり来て好きでした。人類の進化、クーパーの冒険譚はまだまだ終わらない。