たろたろ

インターステラーのたろたろのレビュー・感想・評価

インターステラー(2014年製作の映画)
4.6
ヨビノリの相対性理論の講義みたら観たくなったので鑑賞。2回目。

紛れもないSFの傑作。
とにかく伏線が上手すぎる。二回目で全部知ってたのにやっぱり面白い。
ここまで最後の最後に全ての謎が一気に回収される映画もない。ラスト20分は驚きの連続。


いつの日か本当にこんなことが起こり得るからこの映画はより面白い。
ちょっと前にまた新しい素粒子が発見されたけど、僕がグウタラ映画見てる間にも人類の進歩はどんどん進んでる。
案外、時間と空間を越えるのも遠い未来じゃない?

でも実際、相対性理論の上位互換の理論がこうできたらいいな。
アインシュタインみたいな1人の天才によって次のステージに行くんじゃなくて、未来の人類によって理論が完成する。まぁ色々時間的なパラドクスがあるし無理かもしれないけど、そうあって欲しいっていうただの僕の願望。
だって、人類を救うのが人類ってのがいい。これまでで人間同士はもう十分傷つけ合ったと思う。たまには助け合う関わりも悪くない。


この映画は極限状態の心理描写も圧巻。マン博士はどちらかというと悪役として登場したけどその心理がわかるから辛い。「パッセンジャー」に通じるものがある。宇宙っていう圧倒的な時間的空間的な孤独の前に精神が負ける方が普通だと思う。

あとね、ロボットが可愛い。
ユーモアのレベルは70%で笑。
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