りょた

インターステラーのりょたのレビュー・感想・評価

インターステラー(2014年製作の映画)
4.3
170分が溶けました…
過去を遡ってもここまで傑作だと
思わされる映画はそうそうありません。
期待値が高すぎて振り切ってましたが
ストーリーは想像以上 さすがです監督!
ノーラン監督作品 病み付きになります

舞台は荒廃した地球
食糧難に落ち入り 農業は追いつきません
年々栽培可能な作物も減り
滅亡の危機が迫っていました
そこに突如主人公の前に現れた
NASAとともに急展開を迎え
これぞSFという 宇宙の世界へ旅立ちます

冒頭からは考えられないぶっ飛びSF
難解と言われる理論の多様
そこに ノーラン監督の良さがあります
ノーベル物理学者を総指揮に据えたスタッフ
映画に対する情熱は並大抵ではないですね

今回テーマは”エゴ”
1人1人が自分を優先して動く
すごく人間的で僕は好きです。
人類のためのプロジェクトと言いながら
登場人物 総じて自分勝手。
教授でさえ 娘のために行動していたと
気づいた時には もう映画の虜です。

相変わらず伏線回収はキレッキレです
昔では気付かなかった ちょっとした伏線にも
感動できるようになりました。
映画の見方がほんの少し 身につきました

僕は最後 出会えない終わり方の方が
好きかもしれないです…
切ないストーリー派なので…
りょた

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