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インターステラーのaceof21のネタバレレビュー・内容・結末

インターステラー(2014年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

SF映画に分類されるけど、本当は愛がテーマの映画だと感じる。
愛をテーマに、その未知な可能性を宇宙規模にし、物理的な専門知識で難しく複雑に描いたクリストファーノーランの作品。
マーフが数式を解けたのもクーパーの愛のおかげ。クーパーがマーフにサインを遅れたのも愛のおかげ。アメリアがエドマンズの星に行ったのも愛を辿って。ブランド教授がプランAが不可能だと気づいて、でもなおプランBで人類を存続させようとしたのも、もしかすると彼なりの未来の人類に対する愛だったのかもしれない。
そう考えると、5次元の彼ら=未来の私たち人類=その未来へと続くように現在の私たち人類を愛で導いた、とも捉えられる気がする。
そんな永遠の可能性を考えるとこの映画的なことが起こってもおかしくない気がしてくる。
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