【第87回アカデミー賞 視覚効果賞受賞】
『インセプション』などのクリストファー・ノーラン監督のSF映画。
『ダークナイト』三部作がそもそもあんまり好きではなく、『インセプション』も一部好きなシーンがある程度、『ダンケルク』は覚えてないくらいノーランは苦手なのだが、この作品はなかなか見やすく面白かった。
ストーリーに穴はかなりあるが、父と娘のヒューマンドラマにかなり感動してしまった。マシュー・マコノヒーもいいけど子供時代のマーフの顔がいい!
結局は選ばれた人間の物語、という意味でシャマランっぽいと思ったりした。
マン博士のしょうもなさに拍子抜けしたりとあれ?と思う箇所はかなりあるのも事実で、よく考えるとご都合主義だったりと素直に楽しめたとは言えない。
ただやっぱりアナログにこだわった画面構築は素晴らしいし、嵐の描写など荒廃した地球の描き方はとても素晴らしかった。
全面的に肯定はしないけどかなり楽しめたかな。