暑く霞む

インターステラーの暑く霞むのネタバレレビュー・内容・結末

インターステラー(2014年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

とても難しい理論や理屈が多い映画だと思いきや、実はロマンス映画な気がします。

映像が細かく撮られており、無機質ながらも美しさが感じられます。もちろん、風景の映像もあります。このクオリティの高い映像のおかげで観ていてハラハラしてしまいます。特に、破壊された宇宙船とクーパーの宇宙船をドッキング(結合)させるシーンは特にそう感じました。

そして、なぜロマンス映画だと思ったのかについて。5次元だの難解な単語で構成された会話を占めていますが、結局は愛なのです。
アメリアが言っていた通り、愛は見えないものの力をもつ。次元を超越し、人と時間を繋げることが出来る。現にクーパーはマーフィーと繋がることが出来ました。
本棚のシーンなど、不明な点が多いまま終盤を迎えましたが、全てが足し算され、繋がるのが素晴らしいです。
クーパーとマーフィーの再開では急に涙が流れました。

ロジカルな映画でもあり、ロマンス映画でもある、それが魅力です。
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