鬱映画を検索していて1位にしているところが多かったので視聴しました。
たまたまあらすじを読んでから視聴をしたのですが、夜職を始める部分やホストが来るシーンなどがあまりにも唐突で、あらすじ読んでなかったら意味が分からなかったのでは?と感じた。
描きたかったものが「凄惨なシーン」なのかもしれないけれど、もう少し母親が育児放棄に至ってしまう心の変化や葛藤の描写がないとただただ酷いシーンをダラダラ流すだけの映画となってしまっている。
時間経過で子供が飢えていってしまう様子も、子役の子はもちろん仕方ないし痩せろなどと思っているわけでは微塵もないけれど、常にふっくらしているので危機感やリアル感はやはり感じにくい。
実際の事件の映画化ということで事件に対する想いはあれど、映画として観た時にうーんと感じる部分が多い作品でした。