ぽー

あなたを抱きしめる日までのぽーのネタバレレビュー・内容・結末

あなたを抱きしめる日まで(2013年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

ゴシップやら3流映画に夢中になる老人を演じたジュディ・デンチの演技に自分の母を想って、微笑ましく鑑賞。
それがゆえ、アンソニーが亡くなっていると知った時の、ホテル朝食会場でみせた泣き演技には、運転中ありえないくらい号泣。
他にも、マーティンと口論しながら告解に向かったフィロミナが、神父さんに「神は赦してくださるから何でも言ってごらんなさい」と言われても、じっと黙ったまま、自分が一番悔いているのは純潔をやぶり子供を産んだことでも、50年間誰にも言わずにいたことでもなく、アンソニーを手離してしまったことであると気づき、決して自分自身を赦せないと悟って静かに教会を去るシーン。
アンソニーの姿を想って、墓前で優しく微笑んでいるシーン。
ラストで嬉々として相変わらず何個あるのかわからない100万年に1度のロマンティックストーリーを語るシーン。
誰しもがお気に入りのシーンをたくさん見つけられる素敵な作品。
ぽー

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