このレビューはネタバレを含みます
いい映画なんだろうけど好きじゃない。
そもそも生き別れた息子を探すという行為が解せない。
探してどうするの?
今どういう暮らしをしているのか気になるという気持ちはわからなくはないけど、それを知ってどうするんだろう?
息子のほうが実の親に会いたくて探そうとするのはかまわないと思うんだけど、自分サイドの都合で手放した親が子どもを探し出すなんて身勝手すぎないか?
子どもの気持ちは置き去りになってないか?
今幸せに暮らしていて、過去のことなんか考えたくないかもしれないのに…。
そしてなによりあの修道院の行為。
シスターの行為。
耐えられない。
なのにそれを赦すの?
カトリックだかなんだか知らないけど、宗教の名のもとに非人道的な行為をして、でもされたほうも赦すとか意味わからん、理解不能。