お洒落すぎるー。カラフルで可愛いしかけ絵本みたいな映画。いろんなところにしかけがたくさんで1回じゃ観きれない(笑)
キャストもみんなあり余るほどの存在感で魅力的。
時代ごとで画面のサイズが3種類異なるのもナチュラルで気づかなくて(笑)なるほど、だから時代の行ったり来たりがするっとわかりやすかったのか!と(笑)
コミカルでテンポがよくて。ミステリーなのにコメディ。生首とかいきなりでてくるあたり。毒もたっぷりです(笑)
ホテルの外観やケーブルカー、ジョプリングとのそりでの追いかけっこのシーンなど。CGではなくミニチュアを使うウェス・アンダーソン監督のこだわりはみどころ。
作りもの感が満載で、それがまたいい味出してるんだなー。
この監督好きだわ〜。
セットや小道具、何から何までお洒落でずっとみていたい世界。メンドルのパティスリーはほんとに女子の心わしづかみでしょ!(笑)可愛いすぎる。
とってもあまーくアイシングされた世界に隠された、作家シュテファン・ツヴァイクへの敬意、戦争や当時の時代背景などなど。深いテーマも含め、もう1回、いや何度でも観たい映画です。