2021/05/29
2021年40本目
監督ブラッド・アンダーソン
ハル・ベリー
アビゲイル・ブレスリン
【働きバチの巣】
かつて少女を救う事が出来なかった事に苦悩する主人公の女性911担当官が、再び発生した誘拐事件から少女を救おうと、必死の知能戦を繰り広げる様を描くサスペンススリラー。
序盤の緊張感、第二の事件からの通報劇、犯人にバレないよう電話で様々な指示を出し居場所を突き止めようとする前半の疾走感はなかなか面白かった、王道スリラーの予感がしたのだが・・・
後半からは犯人の異常さの描写が強くなり、少しブレてしまった感がある、そのせいか94分の割りには個人的に長く感じてしまったのが残念、クライマックスやラストも無理がありもう一捻り、できれば爽快感が欲しかった。
それでも、H・ベリーに加え、A・ブレスリンの体当たりの熱演は見応えある一本です。
"私達はファイターだ"