ディアマンテネグロ

ザ・コール [緊急通報指令室]のディアマンテネグロのレビュー・感想・評価

3.9
911のオペレーター・ジョーダンは、不法侵入者に怯える少女からの緊急電話を受けた際、わずかな判断ミスにより彼女を救えず、自責の念に苛まれ、オペレーターを辞める決意を固めた。

2013年(12年前)・94分・スリラー
当時ハル・ベリーは46歳。

半年後、研修生を指導中のジョーダンは、ある少女の911を受ける。彼女は誘拐され、車のトランクから通報。ジョーダンは、すぐに彼女が緊迫した状況である事を察知、指示を与える。 やがて誘拐犯の声が、半年前の少女を拉致した殺人鬼と同じである事に気付く。

最初から最後まで、緊張感がハンパない。あっと言う間の、ジェットコースター・ムービー。同類の映画で、2019年『THE GUILTY / ギルティ』は、オペレーター側だけを映したワンシチュエーションスリラーだったが、こちらは、両方を映し出す。少女が車のトランクに詰められ、誘拐されるが、そこからの助けを呼ぶ方法等を的確に伝える、感心がいっぱい👏 何気に、主人公の過去のトラウマとの戦いを描いているのも良き✨️
少女が、自分の声が録音されていると知り、母へのメッセージを伝えるシーンは、泣いた😭
途中でおかしい事に気付いた男性が1人は撲殺され、もう1人はガソリンスタンドで火だるまにされてしまうが、いたたまれない…
最後の落ちだけは、「はぁ〜?」という感じ😵 復讐の意味かもしれないが、これがなければ、評価4.0は越えていた。なんともったいない…