らくふぃー

キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャーのらくふぃーのネタバレレビュー・内容・結末

4.4

このレビューはネタバレを含みます

政治的なテーマをいつも以上に取り入れてるなと感じた。
革命とか、そこまでいかなくても小泉さんのときの痛みを伴う構造改革とかに近いような。
変化や新しいものにはもちろんメリットとデメリットが両方あってそれらを享受する人たちも変化するわけで。
正義とは何か。正義なんて存在しないって言葉はそんなに間違ってない気もするけどそこで終わるのは思考の停止に過ぎなくて、ないなりに突き詰めなきゃいけない部分だと思う。
正義を自分たちが支配するためだけに掲げるのは悪だと分かりやすいよね。
現状の問題を解決するだけでは新たな問題も発生するし徐々に悪い方向に向かう可能性もあるから、大きな理想を掲げることは大事で、でも一気にそれを求めると切り捨てられる人や変化についていけない人も出てきて、だからといって緩やかな変化では達成できないものもあって。
みんな自分の職業とか役職とかに縛られつつも、自分が信じる正義のために、ときには逸脱しながら戦っているのが印象的だった。
左失礼。