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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのtomoのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

MCUシリーズを通しで見るチャレンジ中に初めて視聴。予備知識ゼロ、シリーズ全作というノルマがないと見ようと思わなかったタイプの映画だが、良い意味で予想を裏切り面白かった。
キャラクター紹介でどうしても慌ただしくなるせいか、ストーリーはそれほど凝ったところのない一本道だが、クスッと笑うような軽いノリの展開の中で寄せ集めのキャラクターがわちゃわちゃ関係を築いていく様子を楽しむ映画だと思うので良し。正義の味方という柄じゃない寄せ集めの主人公チームも、主人公と必ずしも良好な関係とは言えない海賊やノバ軍といった組織も、それぞれの思惑はありつつ人類の敵に対峙して共闘する様は結構熱くなるものがある。ラスボスの倒し方はちょっと気恥ずかしいくらい友情の勝利!感だが、このくらいコテコテで良いんじゃない。
記憶にある限りMCUシリーズで泣いたことはないんだが、ネット状になって敵戦艦の着陸を食い止めていたノバ軍がついに破られて(モブ中心だが)犠牲になっていき、地上は任せろ!とカッコよく飛び出していたロケットたちがそれをなす術なく見守る場面、そこから畳み掛けるようにロケットの特攻と仲間を守ろうとするグルートのとこでちょっと涙腺が緩んだ。くそ、エンドゲームでも泣かなかったのにまさかこんなところで笑。感動を経てからの最後のI want you backのシーンは嬉しくてついニヤニヤしてしまった。
普通…ではないけどスーパーヒーローでもない奴らが頑張る話、良いね。次も楽しみにしてます。
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