「スーサイド・スクワッド」の不評で相対的に評価をあげている作品。
構図としては、スースクと同じ筈なのに面白さは雲泥の差がある。
それは多分、スースクのように設定を凝りすぎて身動きがとれなくなっている所が無いからなのだと思う。
後、5人のキャラが立っている。そして、ちゃんと5人がいがみ合いつつ、とぼけた会話をしつつ、最後はキッチリと連携して強大な敵に立ち向かっている所が熱いのだろう。
正直、ストーリーは大分ベタ。ボスの倒しかただって、いつの時代の少年漫画だよって話だし。
それでも面白いのは、演出的な部分であったり(音楽とかね)、テンポの良さであったり(脱獄シーンの唐突振りは笑ってしまう)で補ってるんだろうなあ。
小難しい事言わないで、楽しんだらいいんだよ、楽しんだら!な映画です。