詩郎

無常の詩郎のネタバレレビュー・内容・結末

無常(1970年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

移動と静止がキレキレ。途中なる鈴の音はやっぱり京都買いますを思い起こさせる。
能面を付けて遊ぶ二人は無邪気なのになんという虚ろな戯れなんだ…。最初に二人が一線を超えた時と二度目を和尚さん(?)に見られた時はわかりやすく手持ちカメラで撮影してたのが印象的だった。他のシーンはカメラが静止してたり直線的に移動してたからどことなく淡々としてて虚ろな感じだけど、あのシーンは生きてる!っていうことのエネルギーを見せつけられたみたいだった。宗教がもとになってできた常識に対抗していく正夫の下りは面白かったけど鯉を掘り出したところからもうわからん
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