悲劇か喜劇か?
ウディアレンの作品は、僕にいつもギリギリの判定を迫る。
この作品も例外になく。
見た目は普通のスイーツ。甘さ控えめ。むしろ苦味が。でも何だかまた味わいたくなる。その味を何とか理解したくて。
それを繰り返しているうちにやがて中毒になっている。
そして離れられなくなり…
そんな感じのウディの作品。
今回もその脚本とケイトブランシェットの演技にどっぷりと浸かりました。
魔法のように。
周りの役者も個性的で見事な配置。演技。
それはまさに完成されたデコレーションケーキのようで。
でも甘さ控えめ。むしろ苦味が(笑)