ミケランジェロ・プロジェクトのyumiのネタバレレビュー・内容・結末

ナチスに奪われた美術品を取り戻そうとする連合軍の話。実話が元になっているそう。
ネーミングとかジャケットの雰囲気でもう少し明るい話だと思っていたんだけど…
やはり戦争に絡んだ映画なので、その任務中に危険な目にも遭うし、命を落とす仲間も出てしまう。仲間内の会話がテンポがいいので明るいところもあるけれど考えさせられる内容だった。
戦争と美術や文化って真逆にあるんだろうなと。やはり戦争なんてものはどこであってもしちゃいけない。
医者がいるテントで「助かる」と言われながら本当は助からない人を診る医師のシーンがあり、そのなんともやるせない場面でクリスマスの幸せそうなレコードが流れるシーンにはウルっときてしまった。
戦争ってそういう希望みたいなものを叩き潰していくものなんだろうと思うと本当に切なかった。

ジョージクルーニーが監督をしていたことに終わってから気づきました。