まさしまる

SAVE THE CLUB NOONのまさしまるのレビュー・感想・評価

SAVE THE CLUB NOON(2013年製作の映画)
3.4
名画座にて。無料ということで、とりあえず鑑賞。
最初、「俺たちヌーンは!」とかいう感じのインタビューが続いていたので、「完全場違いじゃん。ヌーンとか知らんから。」と最後まで観ることをほぼ諦めてました。
けど、途中から「ダンスを踊ったら捕まる」という話が中心になってきて、一気に食いついちゃいました。(笑)
今の日本の法律って、許可なくダンス踊ったら検挙されちゃんですね!(驚)
クラブではもちろんのこと、パーティーとかでも全部申請出してからじゃないとダメらしいです。(笑)
別に踊る機会全然ないですけど、ダンス踊るなんて人間の自由じゃないですか?
なんでわざわざ公安機関の許可取って躍らせてもらえるんだろ...(笑)
警察って固そうに見えて、ほぼ毎日何かしらの不祥事起こして新聞に載りまくってるくらい緩い機関なのに、こういう時だけ偉そうな顔することに何か違和感!
他人を取り締まるのは、まず身内の面倒をしっかり見れるようになってからにしろよ!って思います。(笑)
まあ悪いのは警察だけでなく、日本の法律、もちろんそれを作る政治家もです。
毎回、100歩先の目標を宣言して結局挫折。だけならまだしも、結局金の問題で10歩後退して終えてる印象だから、最終的に進んでるのか後退してるのか良く分かんない。
それなら、背伸びしないで確実にできるところから一歩一歩始めていけばいいじゃん!って思うんですけど、どうせ「やれインパクトが...」とか言われるんでしょうね。
シンプルに本当に「人」のこと一番に考えて、人間味のある仕事をしてほしい。それだけなのに。。。
まあいいや。
まとめると、この作品は、「ヌーン」というクラブハウスの摘発を追ったドキュメンタリー映画。でも大事なのは「ヌーン」を知ってるか知らないかじゃなく、今の法律がどういう状況にあるのかしっかりと考えられること。
あんまり観れないと思いますが、もし観れる環境にいる方がいたら、タイトルだけで諦めないで、一回見てほしいなーって思いました。
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