裕次郎

りんごのうかの少女の裕次郎のレビュー・感想・評価

りんごのうかの少女(2013年製作の映画)
3.4
青森弁全開で半分ちょっとしか聞き取れないが、どうせ大したこと喋ってないだろうと開き直れば、40分という短い尺だし、むしろ字幕がつかないが内容が大体わかる外国語映画のように楽しめる。

相米映画っぽい何かに近づこうとしていきつつ、独自の何かを創り出そうとしている。

その何かに到達する前に作品は終わる。
結局、思春期の少女が何に悩んでいたのかはよく分からないしどうでもいいが、映画の可能性について作品が自問自答する様がいい。
消化不良の台風クラブというか。
裕次郎

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