ベル

クレイグスリスト・キラーのベルのネタバレレビュー・内容・結末

クレイグスリスト・キラー(2011年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

実話に基づくサスペンス…
頭も良くて、社交的で、誰も愛せない…警察が思うこの手の犯罪者とは全く逆の性格のフィリップだけど、メーガンへの愛だけは恐らく本物だったと思う。

全てを手にして完璧な人生を送れる様に思えるけど、きっと“何か”が足りなくて、それはずっと燻り続ける“渇き”なんだろうか。刑事は理解出来ないから説明してくれってフィリップに言ってたけど、多分説明されたとて理解する事は出来ないんだろうな。

帽子被るだけで変装もせず普通にカメラにも映り、指紋も気にせず、衝動的に殺害…計画性も無いし何だか無茶苦茶な感じもするけど、実際はこんな感じなのかな。被害者の爪に残ったフィリップの皮膚片のDNAも簡単にとれなかったのかなぁ?
フィリップの異常性癖の所、家族との関係、諸々もう少し詳しく見たかった。

最後、独房の中でフィリップが自殺する所はなんだかなぁって感じ。一番辛いのはどうしたってメーガンで悲しい…。
ベル

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