すし郎

死を処方する男 ジャック・ケヴォーキアンの真実のすし郎のレビュー・感想・評価

3.9
アルパチーノの覇気で作品が引き締まっている感。

安楽死の是非を問う社会的作品であり、実話が基に。

自殺幇助で有罪になる場合に、「ムショの中での飯は一切食わん!つまり裁判官よ、貴様は私の自殺を幇助することになるぞ」的なセリフ。自殺幇助のラインがどこまでかによるけど、かなりのカウンター。

難病で治療法が見つからず、死ぬまで苦しい痛みに耐えながら生きるより、そうでない方を選ぶという人もいる事実。その人の選択を拒否し、生かす意味はどこへやら、と。
憲法的に、宗教的にアウトと言ってる場合なのかなと、個人的に思ってしまうのですが、。
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