アルパチーノの覇気で作品が引き締まっている感。
安楽死の是非を問う社会的作品であり、実話が基に。
自殺幇助で有罪になる場合に、「ムショの中での飯は一切食わん!つまり裁判官よ、貴様は私の自殺を幇助することになるぞ」的なセリフ。自殺幇助のラインがどこまでかによるけど、かなりのカウンター。
難病で治療法が見つからず、死ぬまで苦しい痛みに耐えながら生きるより、そうでない方を選ぶという人もいる事実。その人の選択を拒否し、生かす意味はどこへやら、と。
憲法的に、宗教的にアウトと言ってる場合なのかなと、個人的に思ってしまうのですが、。