Shiny太田慎一郎

ドレミファ娘の血は騒ぐのShiny太田慎一郎のレビュー・感想・評価

ドレミファ娘の血は騒ぐ(1985年製作の映画)
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めちゃくちゃ面白かった。
ゴダールの「ウィークエンド」が明るくなって半分アイドル映画、半分アート映画になった感じ。
雰囲気がもはや日本じゃない。フランス感半端なかった。

一応ピンク映画で過激なシーンもあるんだけど、「はいはいとりまそういうシーン入れときますよ」って感じでピンクじゃなくなってる...芸術へと化している...

一つ一つのシーンに違った沢山の工夫があって、オープニングから前景と背景がめっちゃ動いてたり、文字入れた看板を画面端に見せたり、観てて全然飽きない。

ピンクのシーン消せば普通に歴史に残る傑作芸術になっていたと思う。
でも、なってないからこそまた面白いのかもね。