観終わった直後は
"うわ、この最後はきついなぁ"
と強烈な終わり方しか印象に残っていなかったが、落ち着いてから振り返ってみると、鑑賞中からちょいちょい引っかかる違和感が多かったことを思い出し、あれはそういうことだったのか、伏線の散りばめ方が凄く上手いな、と感心した。ただ、オチ自体は正直予想していたものと大きく相違していなかったので、そこは残念でした。
まあ、かわいそうだと思う気持ちもあるけど、ヴァージル自身は完全な善人でもないので因果応報なのかな。
一見ただの胸糞映画にも見えるが、実の所そうではないのも良き。