Hikari

鑑定士と顔のない依頼人のHikariのレビュー・感想・評価

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)
3.9
人生の最後にあれは、しんどい。
そら廃人にもなる。
騙す側の気もまったくわからんではないけど、でも、やり過ぎじゃないのか。
彼が得てきた色々は、彼が犠牲にしてきた色々の上にあるもののはずだし、才能や努力ももちろん評価されるべきだと思う。
自分から閉ざしてきたことは間違いないけど、クレアとのやり取りを見ていても芯は純朴で優しい人物と思えるし。もっと、愛されてよかったんじゃないか。
えー
なんか、ひどくないか。
よくできてるけど、こんなにする必要あった?

「贋作の中にも価値がある」、これがぎりぎり救いだけど。
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