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セリーナ 炎の女の62355cinema5のレビュー・感想・評価

セリーナ 炎の女(2014年製作の映画)
3.3
未体験ゾーンの映画たち2018 上映作品。
DVDで視聴。
限定上映とは、もったいない。

アカデミー賞外国語映画賞を受賞したデンマーク人女性監督スサンネ・ビアのハリウッドデビュー作。

「世界にひとつのプレイブック」で共演したジェニファー・ローレンスとブラッドリー・クーパーが初の夫婦役を演じたサスペンス。

1929年が舞台。
ジョージ・ペンバートンは、ノースカロライナで製材所を営む。
彼は火事で家族を亡くしたというセリーナと出会うと、すぐにプロポーズ。
幸せいっぱいの未来が、二人に約束されたかのようであったが…

デンマーク出身の監督なので、前半の展開にシェイクスピアの「ハムレット?」と思いましたが、夫をそそのかすのは「マクベス」夫人でした。

いずれにせよ、マクベス夫人を連想させるようなセリーナの妖艶さに翻弄されるジョージ。

そして、後半、ある事故をきっかけに、夫婦関係の歯車が狂い始める…

終盤の展開に、ハラハラドキドキ…
可愛さ余って憎さ百倍。

いつの時代も嫉妬は怖い。

まさしく、セリーナは炎🔥の女だった。
そして、「さげまん」の女だった。

余談だが、ノースカロライナのサザン・レイルウェイの雰囲気がとても良かった。
青春18で行けるものなら乗ってみたい。

※J・ローレンスはバレリーナよりも、こちらの役の方が合っていた。
で、私にとっては「パッセンジャー」のオーロラがベスト。
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