コリドラス

WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常のコリドラスのレビュー・感想・評価

4.0
日本の林業の危機という記事を読んで、この映画のことを思い出して久しぶりに鑑賞。

もう10年前の作品なのですね。
染谷将太も長澤まさみも若いわけだ。

最近のクマなどの獣害も里山が手入れされなくなったためと言われてますが、山の神様を崇め、山と共に何百年も生きてきた人たちがいて自然と人間の共生が守られているということ。改めて林業の奥深さを感じた。

「神去なあなあ日常」とは、「神去」というのは村の名前で、「なあなあ」というのは、方言で「ゆっくり行こう」「まあ落ち着け」を意味するそうです。

里山で暮らす人々の日々の暮らし、生活の糧、祭礼を丁寧に描きつつ林業の奥深さが学べて且つ恋愛あり笑いありで極上のエンタメに仕上がっている良作でした!

「木を植えて伐採するのは100年後。林業はいい仕事をしたかどうか、結果がわかるのは俺らが死んだ後なんだ」
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