アベンジャーズだヨ！全員再集合！
トニーが開発した人工知能が暴走して人類を滅ぼそうとする話。
前半の幻覚や仲間割れによる足並みの揃わなさは正直またかと思ったし、主題も手垢がつきすぎていて特に惹かれはしなかった。ただキャプテンアメリカの盾に使われている希少鉱物を使ってウルトロンがアップデートしようとするのはスリリングだった。普通に戦っても強い敵が途中でさらに強くなった時の絶望感って物語を面白くする最高のスパイスじゃないですか。
……と思いきや現れたのはキン肉マンみたいな新キャラ。いや、昔思い描いていたマーベルコミックのキャラそのものっちゃそのものか。なんかBOOOOMとか言いそう。
人工知能って本当に自我があるのか、あったとしても人間側は認識できるのかなど、色々な問いができるわけだけど、そういったことには一切踏み込まず、あくまで戦力の一つとして加わっただけだった。
アベンジャーズはシリーズを通してストーリーを構成してるのはわかっているけど、マーベル無双するだけではなく、単話ごとにもう少しテーマを掘り下げてくれてもいい気がする。
