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劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕(ばくたん)のn0riのレビュー・感想・評価

4.0
破壊と共存。伝説のポケモン3体のバランスによって成り立っていた世界であったが、悪役のジラルダンの登場によりそのバランスが崩れてしまう。もとのバランスを保つ為に現れたのが幻のポケモンルギア。

これは、今の均衡が保たれている?現実世界(伝説のポケモン3体)で戦争が起きかねなく、それを収めるひとつの手段として核兵器(ルギア)があるという様相とその危うさを表現しているのかな。

「私が幻である事を願う。それがこの星にとって幸せな事なら。」というルギアの台詞は、核兵器なんてものが幻であれば、幸せな世界を作り出せるのかもしれないという希望の意図があるのかもしれない。

本作では、伝説のポケモンの闘いを世界中のポケモン達が集まって、無力ながらにも見守るシーンが非常に印象的で、人間の作り出した兵器の前には我々人間はなす術がないということを訴えかけてるように思えた。

でも、ゲームではルギアとかめっちゃ欲しいよね 笑
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