いや、サンダーストラック流れねえんかい。
アメリカのコメディはいいね。全く期待しないから期待を下回ることもなければ、下手な話で感動しなくて済む。俺はいつからそんな爺さんみてえな感情しか抱けなくなったんだと自分に失望しなくていい。
この手の一生見なくていい映画を観ると、とても安心する。悪い癖だ。考えることを止めると言葉にすることを怠り、いずれ何を考えていたのかすら忘れてしまう。
ただね、バスケは好きなんだ。設定云々の話をしたら突っ込みどころ満載なんだけど、ラストの試合で才能に頼らずにゲームメイクする様は拍手喝采。そうそう、その時に最適な方法を見出すことを反射的に行うのがバスケだよねとつい熱くなる。あそこでサンダーストラック流れたらもっと熱いのに。