戦争を知らない私には理解するのが難しい戦争映画、実話で評判のいいので観てみました。
序盤から回想混じりで展開する中変にハマります。
戦争捕虜だった元軍人のエリックとその仲間達は戦後もPTSDにに悩まされ立ち直れない。
知らずに結婚した妻は全く打ち明けてくれないエリックとの生活に耐えきれない。
不意を打てといい自殺する仲間。
これだけでも戦争は恐ろしい(;^_^A
そして、永瀬は自らを軍人では無く通訳といいながらも忘れない為に現地の記念館で働く。
そこに不意を打ちにきたエリック。
立場逆転で拷問が再現され激しく問い詰めるエリック。
しかし、永瀬もエリック同様戦後もPTSDに悩まされていた事知るエリック。
これが戦争の恐ろしさなのかもしれない。
単純に人が大量に殺されるだけで無く生き残った人たちも戦後も呪われる。
2度目の再会では永瀬の苦しみ抜いた姿に何とも言えない気持ちになる。
その後交流が続いたと言うこの2人。
そして、エリックの過去をも支えようとする妻が素敵でした。
衝撃的な映画です。