白川輝子

進撃の巨人 ATTACK ON TITANの白川輝子のレビュー・感想・評価

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(2014年製作の映画)
3.2
仕方無いでしょ?実写化は残酷なんだから

これは実写化が失敗したんじゃなくて何の成果も得られなかっただけなんだよな。
巨人の脅威とNTRの絶望は体験しただろ?
希望が無いからこそ絶望しない、中身のない進撃の巨人。

CGを誤魔化すため暗くて観づらいんじゃなくて巨人が襲ってる時点でインフラは壊滅的だし、そもそも良いインフラ環境ではなかった。
設定や演出、キャラの行動を見れば実写として二部作でまとめなきゃいけなかったことを考えるとしっかり世界の改変されてようがまとまりのある良い出来なんだよ、ただ人類が弱すぎて希望に対しての絶望のコントラストがなく巨人という脅威の魅せ方がチープなのが悪い。

何の成果も得られないくらいには人間が弱すぎて、作戦が盛り上がらなすぎるのでつまらない。
実践で巨人相手なのに予行演習みたいな作品。

しっかりとした日常があっての巨人による絶望なんだからそりゃこんな感じになりますわ。
原作ちゃんと読んでますがあの世界を数時間で救うなんて無理だよw

こんなところで死ぬなぁぁあああ!
白川輝子

白川輝子