原作既読済みですが全くハマることなく特に思い入れもないのでフラットな気持ちで観れて個人的に1100円の価値はありました。
ただ『るろうに剣心(京都大火&伝説の最期)』から邦画の実写映画の時代も変わるか?と思っていた期待はキレーに裏切られた気がします。
まずオリジナルキャラがいるくらいですからストーリーやキャラの関係性などに改変があるのは当たり前と思っていたのでわざわざツッコみません。
斬新で面白い改変だなと思いますがファンは納得できないでしょうな。キャラの掘り下げも甘くて、一見さんが理解できるかどうかも気になる所。
問題はやはり予告やポスターで感じた通り全体的にチープさが異常。
「すごく出来のいいコスプレ」にしか見えない。はっきり言ってダサい。
あと脇役にアクション得意なキャスト用意しといて期待させといてアクションシーンなしはなんなんだ?何をしたいんだ?
だがしかし巨人のグロさや残酷さはお見事。あえて気味の悪い映像処理をほどこしていたと思います。関心。
グロというかもはやホラーであって、観てる少年少女はトラウマになってしまうんじゃないだろうかと心配になるほどギリギリまでやりきっていたと思う。
大人でもダメな人は目を伏せるレベル。
食後にハンバーガーはキツい。
巨人エレンもビジュアルとしては満足でした。文句なしでカッコよかったですもん。
そして何と言ってもラストのタイトルだけは100点。
フォントとサウンドがマジで特撮。
特撮そのもの。あそこだけなら星5つ。